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陳情第2号地方財政の充実・強化を求める意見書を国に提出することを求める陳情

伊勢原市議会最終日、陳情2件について、日本共産党からは、かつまた澄子議員が討論を行いました。




「陳情第2号地方財政の充実・強化を求める意見書を国に提出することを求める陳情」について、陳情に賛成した議員は以下の通りです。


いせはら未来会議      安藤・橋田・森尾議員

日本共産党伊勢原市会議員団 川添・勝又議員

庶民            岸議員


私の意見は以下の通りです。


現在、日本でも物価高騰に伴う市民生活の厳しさが増しています。

こうした状況の中、近年は、気候危機打開のための、脱炭素化や減災・防災対策をはじめとした待ったなしの課題、デジタル化対策などへの対応も求められています。

 さらに、急激な少子・高齢化に対しても、政府は十分な対策が打てず、このままいけば、こうした状況はさらに進展していくことが予測され、早急に手を打つ必要があります。

 さらに、新型コロナウイルス感染症の落ち着きはじめたものの、この間、明らかになった、日本の保健所機能や医療体制の脆弱さ。これについては充実に向けた財源措置を図ることが必要と考えます。

 地方公共団体は、こうした多岐にわたる課題への対応などの役割が一層求められていますが、その保障となる地方財政の行政需要に対応した財源確保は国の責任でしっかり確立していくべきものと考えます。

さらに、地域社会の社会保障のニーズに対応できる制度と、人材の確保・育成、雇用の安定と処遇改善など、公務労働者に対する十分な財源措置や、地方交付税を本来のあるべき制度に戻し、どの地域に住む住民にも一定の行政サービスができるよう財源保障をするために、また、地域の独自性を発揮できる保障を作るためにも、法定税率の引き上げや財源保障・財政調整機能の強化を行うべきと考えます。

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