自己肯定感と自己効力感
- Yasuhiro Kawasoe
- 5月2日
- 読了時間: 2分
良く、子育てにおいて、自己肯定感を育むことが大事
と言われます。
この自己肯定感は、「現在の自分に自信がある」状態
のことを指します。
しかし、自己肯定感だけでは不十分で
人生において、自己効力感を高めることが大事になってきます。
自己効力感は「未来の自分に自信がある」状態のことを指します。
簡単に言うと
自己肯定感は、「現在の自分に対する自己評価」
自己効力感は、「未来の自分に対する自己評価」
とうことになります。
自己肯定感は、現在の自分に対して、
「これでいいんだ」と思えるような状態ですが
自己効力感は、確信のない未来に対して
どれだけ自分がそこに向かってやれる気になるか
「自分ならできる」と言う気持ちを
持てるかと言うことになります
自己肯定感が低いと、
「今、自分がこの場所にいてもいいのかな」
「今の立場にいていいのかな」
など、自己否定の方向につながることもあり、
大前提のベースとしては、自己肯定感を高めて、
「自分はここにいていいんだ」という自信を
高めることがが大事になってくるかと思います
ただし、この自己肯定感が高すぎると
現状維持バイアスにはまりやすくなり
新しい挑戦がなかなかできないということが起こります
ベースとしての自己肯定感は必要ですが
そこから何かに挑戦する
または、自分がこうなりたい
これならできる
と言う場合には自己効力感を育てていく必要があります
自己効力感は他者からいくら「それはできないよ」「やめとけ」
などと否定をされたとしても
なぜか自分だったら「できる」と思える
「やれる気」のことなので
自己評価と他者評価がずれやすい面があります。
それでも自分ならなぜか「やれる」という
確信のない未来に対して
自信がある状態が自己効力感です。
子どものには、自己肯定感を高めつつ
様々なことに挑戦をし
失敗をしてそこからいろんなことを学び
成功し
自己効力感も高めていく
と言うことが大事です。
自己肯定感と自己効力感
これは大人にも当てはまる重要な概念ですね。
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