陳情第1号 加齢性難聴者の補聴器購入に公的助成を求める陳情

3月議会で出された陳情です。

日本共産党と神奈川ネットが賛成しましたが、 創政会、公明党、いせはら未来会議、光風会の反対により不採択となりました。


以下、最終日に私が行った賛成討論です。


これを不採択にする理由はないと思いますが、皆さんいかがでしょうか。


 



 加齢性難聴については、一般質問でも述べた通り、根本的な治療はなく、基本的には補聴器の装用によって、聴力を補い、維持していくことが基本となります。

 難聴になることにより、家庭内または社会的な孤立、ひきこもりなど、高齢者にとっては身体的・精神的にも不健全になるリスクが高まります。

 補聴器装用に対するスティグマ、トレーニングの必要性などの理解の周啓・啓発も必要です。

 難聴は認知症のリスク因子のみならず、早期に対処するためのスクリーニングが必要で、補聴器を利用することにより、日常生活機能や生活の質を改善させるという点で推奨されています。

 しかし、現状、高度の難聴者でなければ、障害認定による補聴器購入補助が受けられません。難聴の自覚がある人で、補聴器の必要性はわかっていても、高額で購入できないということが普及を妨げる大きな要因となっています。

 厚生労働省の新オレンジプランでも、難聴は認知症の危険因子の一つとされています。

 科学的見地から見ても、定期的な聴力検査の必要性、補聴器をつけることによる、日常生活機能や生活の質の改善にも寄与することから、国に対して、加齢性難聴の補聴器の公的助成や特定検査の項目に聴力検査を入れることは、妥当な要求であると考えます。

 また、市としても、元気な高齢者を増やし、健康寿命の延伸に資する、補聴器購入に対する助成制度の実施、補聴器の普及促進は併せて行う必要があると考えます。

 よって、本陳情は採択すべきと考えます。


 以上が討論内容です。


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